NEXTAA:「空飛ぶクルマ」による医師搬送システム検討コンソーシアム

「空飛ぶクルマ」による医師搬送システム検討コンソーシアム(英語表記 “NEXTAA(Nimble Emergency x Treatment Air Ambulance、ネクスタ)”)は、近い将来の「空飛ぶクルマ(エアモビリティ)」による医師搬送システムの実現を目指し、機体製造者および政府関係者にロードマップ推進の指標を提供し、実現を図るための事業を行っています。

【お知らせ】

★ 2019年12月21日 発売(2020年3月 初版第3刷発行、第4印刷中)
空飛ぶクルマラボ(代表:中野冠教授)は、ビジネス書『空飛ぶクルマのしくみ-技術×サービスのシステムデザインが導く移動革命-』を日刊工業新聞社より出版いたしました。
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出版社

空飛ぶクルマ研究ラボ (著)、中野 冠 (監修)
執筆者(空飛ぶクルマ研究ラボ):
中村翼(有志団体CARTIVATOR共同代表)、中本亜紀
福原麻希、三原裕介
協力(空飛ぶクルマ研究ラボ):
海野浩三 ほか
出版社:日刊工業新聞社

概要:
第1章 空飛ぶクルマのコンセプト
第2章 輸送サービス
第3章 機体と要素技術
第4章 インフラ構築
第5章 空飛ぶクルマ実現のための課題

 これまではフィクションの世界でのみ語られてきた空飛ぶクルマが、技術開発の躍進により、まもなく実用化を迎えようとしています。
 本書は、社会での使われ方から機体技術とインフラまで、空飛ぶクルマについて知っておくべき内容を網羅しています。読者は、新しいモビリティサービスに関係する企業、地方自治体の方々から、研究者、大学生・大学院生まで、幅広い層を想定しています。章ごとに、必要な知識をピックアップし、イラストや表を使いながら、やさしく解説しています。
 空飛ぶクルマ研究ラボでは、本書を読まれた方々に、空飛ぶクルマの面白さと実現可能性を理解いただき、これからの日本の空の移動革命を支えていただけることを願っております。

目次

NEXTAAコンソーシアムについて

目的

本コンソーシアムは、「空の移動革命に向けた官民協議会」において取りまとめられた「空の移動革命に向けたロードマップ」に記載されたビジネスモデルの一つとして、医師搬送システムを提案し、産学官の連携によって事業の効果(効率的な医療)、「空飛ぶクルマ」に要求される性能、必要な制度等を明確にすることにより、機体製造者および政府関係者にロードマップ推進の指標を提供し、実現を図ることを目的とする。

事業内容

(1)医療効果が期待できる「空飛ぶクルマ」の基本仕様の検討
(2)上記を踏まえたヒューマンインターフェイス等の技術開発の検討
(3)必要なインフラ整備(離着陸環境、空域管理)の在り方の検討
(4)操縦資格等の基準整備に係る検討
(5)運用体制の検討
(6)外部資⾦導⼊の促進
(7)情報収集及び本コンソーシアム内での共有
(8)成果情報の外部への発信、広報・啓発活動
(9)その他、⽬的を達成するために必要な事業

体制

(代表)
本コンソーシアムの代表は、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科空飛ぶクルマ研究ラボから選出する。
(会員)
本コンソーシアムは、⽬的に賛同し、規約に同意する法人及び団体で構成する。
(推進委員会)
本コンソーシアムの活動を推進するため、本コンソーシアムに推進委員会を設置する。
推進委員会は、運営⽅針の決定、事業の検討及び策定、総会の企画及び開催等を行う。
(ワーキング・グループ)
事業の目的のために異分野協働体制で推進するため、事業内容の検討等を実施する項目別にワーキング・グループを設置する。

 
代表
慶應義塾大学大学院 中野 冠


顧問
衆議院議員、日本医科大学 松本 尚


委員(50音順(機関名))

宇宙航空研究開発機構 田辺 安忠
東京都立大学 武市 昇
救急ヘリ病院ネットワーク(HEM-Net) 辻 康二
日本医科大学 本村 友一
 
オブザーバ(50音順(機関名))
経済産業省 製造産業局
厚生労働省 医政局
国土交通省 航空局
 
会員(委員以外・50音順(機関名))
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社
アイテック 株式会社
朝日航洋株式会社
イオンモール株式会社
株式会社ウェザーニューズ
エアモビリティ株式会社
エアロファシリティー株式会社
救急ヘリ病院ネットワーク(HEM-Net)
株式会社建設技術研究所
国際航業株式会社
株式会社SkyDrive
株式会社長大
東京電機大学
鳥取県立中央病院 高次救急集中治療センター
長崎県
長野県
日本救急システム株式会社
日本航空株式会社
福島ロボットテストフィールド
株式会社プロドローン

事務局(50音順(機関名))
慶應義塾大学大学院 中本 亜紀
朝日航洋株式会社 茶屋 友理

 

コンソーシアムに参加希望の方は以下のコンソーシアム規約を確認の上、事務局まで入会申込書を添付してメールで申し込みをよろしくお願いいたします。
推進委員会メンバーで審査の上回答を返信いたします。
また、ワーキング・グループに参加希望の方は以下のワーキング・グループ規約を確認の上、その旨入会申込書に記載してください。(複数可)

コンソーシアム規約

資料

「NEXTAAコンソーシアム 第2回総会」コンソーシアム概要資料(2022年3月25日)

「空飛ぶクルマ」による医師搬送の概要_220325のサムネイル

「空の移動革命に向けた官民協議会 第5回」発表資料(2020年3月17日)

NEXTTA-中野官民協議会webのサムネイル

 

お問合せ

NEXTAAコンソーシアム事務局
慶應義塾大学システムデザイン・マネジメント研究科空飛ぶクルマ研究ラボ
特任助教  中本 亜紀

朝日航洋株式会社 茶屋 友理

mail:

Tel:049-244-4817
Fax:049-246-7299

 

ニュース

ニュース

2023年5月17日:中野冠顧問がヤフー株式会社のイベント「地域DX推進ミートアップ #09」で講演を行いました

延岡市市長 読谷山 洋司 氏とともに登壇いたしました。
中野講演「空飛ぶクルマの医療への活用 延岡市での実装に向けて」
アーカイブ動画こちらから
イベントはこちらから

2022年3月:学校法人日本医科大学広報誌に、「空飛ぶクルマ」と日本医科大学千葉北総病院の取組み、NEXTAA推進委員 本村医師へのインタビューが掲載されました

特集 救命救急×「空飛ぶクルマ」

学校法人日本医科大学広報誌「One Health」3月号

詳しくはこちらから(日本医科大学から承諾を得て掲載しています)

551_北総特集のサムネイル

2022年3月25日:「空飛ぶクルマ」による医師搬送システム検討コンソーシアム(NEXTAA)の第2回総会(非公開)を開催いたしまし

コンソーシアム概要資料はこちらから

2022年3月:NEXTAA推進委員 本村医師の執筆記事で、「空飛ぶクルマによる医師派遣」に向けた取組みが、北総救命のプロジェクトの1つとして紹介されました

特集
これが本当の救急医療“ネクストステージ”

「北総救命のBeyond the theory projects;ICT編オムニバス」
日本医科大学千葉北総病院救命救急センター/ショック・外傷センター/本村 友一

「救急医学」2022年3月号

2022年2月8日:会員 朝日航洋社のHPコラムで、NEXTAAコンソーシアムにおける同社の取組みが紹介されました

「空飛ぶクルマ」による医療搬送システム検討コンソーシアム”NEXTAA”に参画しています
詳しくはこちらから

2021年11月29日:JAXAにて、空飛ぶクルマの飛行シミュレーション(開発中)をNEXTAAコンソーシアムメンバーが体験しました

2021年8月31日:当コンソーシアムから政府の検討会へ「空飛ぶクルマによる医師搬送システム(NEXTAA)」を提案し、議論が行われています

日本経済新聞(2021年8月31日)
記事「空飛ぶクルマで救急医療、30年代 政府工程表案」
詳しくはこちらから

2021年3月25日:「空飛ぶクルマ」による医師搬送システム検討コンソーシアム(NEXTAA)の第1回総会(非公開)を開催いたしました

2021年2月26日:第5回「ユースケース検討会」(非公開)でNEXTAAのユースケースを提案しました

2020年3月17日:コンソーシアム代表の中野冠教授空の移動革命に向けた官民協議会でNEXTAAコンソーシアムが提案するビジネスモデル について発表を行いました

発表資料

 

 

 

 

 

 

2020年1月:「空飛ぶクルマ」による医師搬送システム検討コンソーシアム(英語表記 “NEXTAA(Nimble Emergency x Treatment Air Ambulance)”)が設立されました(代表:中野冠教授)

 

<コンソーシアム設立前の関連ニュース>

2019年12月21日:空飛ぶクルマラボ(代表:中野冠教授)はビジネス書『空飛ぶクルマのしくみ-技術×サービスのシステムデザインが導く移動革命-』を出版いたしました

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出版社

空飛ぶクルマ研究ラボ (著)、中野 冠 (監修)
執筆者(空飛ぶクルマ研究ラボ):
中村翼(有志団体CARTIVATOR共同代表)、中本亜紀
福原麻希、三原裕介
協力(空飛ぶクルマ研究ラボ):
海野浩三 ほか
出版社:日刊工業新聞社

概要:
第1章 空飛ぶクルマのコンセプト
第2章 輸送サービス
第3章 機体と要素技術
第4章 インフラ構築
第5章 空飛ぶクルマ実現のための課題

 これまではフィクションの世界でのみ語られてきた空飛ぶクルマが、技術開発の躍進により、まもなく実用化を迎えようとしています。
 本書は、社会での使われ方から機体技術とインフラまで、空飛ぶクルマについて知っておくべき内容を網羅しています。読者は、新しいモビリティサービスに関係する企業、地方自治体の方々から、研究者、大学生・大学院生まで、幅広い層を想定しています。章ごとに、必要な知識をピックアップし、イラストや表を使いながら、やさしく解説しています。
 空飛ぶクルマ研究ラボでは、本書を読まれた方々に、空飛ぶクルマの面白さと実現可能性を理解いただき、これからの日本の空の移動革命を支えていただけることを願っております。

2018年12月20日:「空の移動革命に向けた官民協議会」で空の移動革命に向けたロードマップが公表され、中野冠教授より、空飛ぶクルマのユーザーからの視点を発表いたしました

発表資料

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2018年12月1日:空飛ぶクルマラボは浦添総合病院にて、救急医療用途の空飛ぶクルマ検討のためのヒアリングを行いました

 

2018年11月29日:空飛ぶクルマラボは、国際航空宇宙展2018東京で「空飛ぶクルマ・シンポジウム」を開催いたしました

航空機電動化コンソーシアム(※)と共催で、「空飛ぶクルマ・シンポジウム」を開催し、会場のTFTホール1000は約500人の参加者の熱気に包まれました(SDMニュース)。

空飛ぶクルマは国際航空宇宙展で今回初めて取り上げられました。また具体的な用途として救急医療の可能性があり、ドクターヘリのパイオニアである日本医科大学千葉北総病院救命救急センターの松本尚先生から生のお話を伺いました。

空飛ぶクルマラボの具体的な研究テーマには、将来の高密度飛行を実現するための自動管制システム、国内外での市場要求調査、機体の技術実現性検証などがあります。産官学連携を積極的に行うと共に、理学部、工学部、経済学部等、文理を問わず学生を受け入れています。

ラボとしてはこれまで特に事業面を掘ってきましたが、2019年度からは技術面にもさらに力を入れていく予定です。2018年12月~2019年1月現在、理工系学生(社会人含む)を主として募集しています。

※航空機電動化コンソーシアム
JAXA航空技術部門(次世代航空イノベーションハブ)が中核となり、航空機の電動化技術の開発とともに、我が国の航空産業の拡大を目指している。

2018年11月24日:空飛ぶクルマラボは、有志団体CARTIVATORの豊田市開発拠点で見学、情報交換を行いました

研究連携先の有志団体CARTIVATORの豊田市開発拠点(ものづくり創造拠点SENTAN(センタン)」)を訪問し、開発中の「SkyDrive SD-01」実験機を見学、機体技術や開発状況につきお話を伺いました。

 

2018年10月2日:空飛ぶクルマラボ代表 中野冠教授が「空の移動革命に向けた官民協議会」で発表いたしました

発表資料

中野ー慶應空飛ぶクルマラボ_官民協議会181002のサムネイル

 

 

2018年8月~:空飛ぶクルマラボは、「空の移動革命に向けた官民協議会」に構成員として参画しています

空飛ぶクルマの2020年代実現に向けたロードマップ策定において、提言を行っています。

 

2018年5月10日:空飛ぶクルマラボは、日本医科大学千葉北総病院 救命救急センターにて、救急医療用途の空飛ぶクルマ検討のためのヒアリングを行いました

Labs | SDM – Graduate School of System Design and Management, Keio University